薬屋のひとりごと

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スクウェア・エニックス

こんにちは、kawazuです!

今回、kawazuが紹介する作品はこちら。

ただの宮廷ミステリーではなく、主人公の鋭い観察眼と冷静な思考、そして意外な優しさが光る作品。

kawazu
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薬屋のひとりごと」です!

今回は、漫画版を読んで私が感じたポイントを交えながら、この物語の魅力を語ります。

こんな方にオススメ!
  • 知識と観察眼で活躍する女性主人公に惹かれる人
  • 宮廷モノ・ミステリー系のストーリーが好きな人
  • 主人公との“じわじわ系関係性”に萌える人

“誰もが羨むきらびやかな宮廷に潜む闇、徐々に広がる毒の様な人間の欲望”宮廷の裏側を、猫猫と一緒に覗いてみませんか?

「薬屋のひとりごと」アニメ・コミックス・小説情報

kawazu
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薬屋のひとりごと(コミック)は2シリーズあります!
・「薬屋のひとりごと」
・「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」

薬屋のひとりごと(コミック情報)

原作:日向夏
作画:ねこクラゲ
構成:七緒一綺
キャラクター原案:しのとうこ
出版社:スクエア・エニックス
連載:ビックガンガンコミックス

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~

原作:日向夏
作画:倉田三ノ路
キャラクター原案:しのとうこ
出版社:小学館
連載:サンデーGXコミックス

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どちらも、原作小説をコミカライズしたものでストーリーに大きな違いはありません。

2つの作品の違い
  • 作者の違いによる、絵柄、ストーリーの違い(大きく物語の道筋は変わりません)
  • 出版社の違いによる、ストーリーの進行スピード。
    薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」のほうが進行スピードが早い。
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つまり、「薬屋のひとりごと」を読んでいる方は、先の話が知りたくなったら「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」を読めば先の話を知れるということです。

薬屋のひとりごと(小説版)
  • 作者:日向夏
  • イラスト:しのとうこ
  • 出版社:主婦の友社 ヒーロー文庫
薬屋のひとりごと(アニメ情報)
  • アニメーション制作:TOHO animation STUDIO × OLM
  • 放送局:日本テレビ系列ほか
  • 第一期:2023年10月22日〜2024年3月24日まで
  • 第二期:2025年1月10日〜6月放送予定
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初めての方は、まずはアニメで世界観に触れてから漫画を読むのがおすすめ!逆に原作の深みを味わいたい方は、漫画から入るのも◎

猫猫の強さと優しさ、猫猫と壬氏の絶妙な距離感が注目の作品です!

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『薬屋のひとりごと』が面白いと刺さる理由!異色の宮廷ミステリーはここがすごい!

「薬屋のひとりごと」のここが面白い!
  • 壬氏に全くなびかない猫猫の態度が痛快
  • 人さらいに遭ったのに、怯えるどころか人さらいに一泡吹かせようとする強かさ
  • 命を前にして、見捨てる事をしない猫猫の優しさ
  • 「毒」にだけは感情を露わにするギャップ
  • 宮廷の闇や策略に触れながらも冷静に対処する知性
  • 徐々に壬氏との距離が縮まっていく“じれキュン”要素

「薬屋のひとりごと」は、ただの宮廷ミステリーではありません。

猫猫という主人公の魅力とは?

この物語の魅力は、何よりも主人公・猫猫(マオマオ)の強かさと優しさの共存にあると、私は感じました。

まず初めに驚かされたのは、猫猫の精神的強さです。

人さらいにあって売られた過去を持つというだけで、相当なショックを受けてもおかしくないはず。

でも彼女は、ただ落ち込んで終わりではなく、自分に支払われる給金の一部が人さらいに渡ると知って、あえて文字が読めないフリをして少しでも金額を減らそうとする…。

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これはもう、したたかを通り越しています(笑)

こういうところに、ただ凹んでるだけではないんだぞ、と作者の描く猫猫の女性像の強さを感じます。

宮廷の闇に触れながらも、正しさを貫く

そんな猫猫ですが、決して冷酷なわけではありません。

目立たないようにひっそりと生きようとしている彼女ですが、目の前に助けを必要とする命があれば、迷わず手を差し伸べる。

その行動は理屈ではなく、「人としての優しさ」が自然ににじみ出ているようで、私は何度も胸を打たれました。

また、彼女は毒に対して異常なまでの関心と知識を持っています。

誰かが毒に関わる愚かな行動をすれば、人目も気にせず本気で叱責する一面がある。

一方で、毒見役の厳しさや過酷な立場には同情を寄せ、時に見逃すような柔らかさも見せる。

この“毒には厳しく、人には優しく”という絶妙なバランスが、猫猫というキャラクターの奥深さにつながっている気がします。

壬氏との関係性の変化に注目

さらに私が面白いと思ったのは、壬氏の笑顔に多くの人が見惚れる中で、猫猫だけはまったくなびかない場面。

壬氏(ジンシ)という人物は、誰もが振り返る美貌の持ち主で、老若男女を問わず人に好かれる華やかな人物ですが──猫猫にとっては、そんなもの全く関係ない。

むしろ彼女は、最初から壬氏に対して素っ気なく、邪険な態度を取り続けます。

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この対比に私は思わず「顔が全てじゃないんだぞ!」と心の中で叫びました(笑)

世の中は見た目が大事だと思いがちだけど、猫猫のような人物がいることに救われた気がします。

あれほどの美貌を前にしても無反応な彼女の姿は、笑えると同時に、猫猫らしさが凝縮されているなと感じました。

宮廷ミステリー×人間ドラマの融合

物語の舞台である宮廷は、見た目は華やかで憧れの的ですが、猫猫の視点を通すことで、その裏に潜む毒と闇も見えてきます。

宮廷内には、玉葉妃や里樹妃など、魅力的な人物が多数登場し、それぞれの立場や思惑が絡み合うのも見どころです。

単なる「少女が宮廷で活躍する物語」ではなく、権力・策略・じわじわと宮廷に広がっていった毒のような人間の欲望なども描かれていて、読むほどに深みに引き込まれました。

そして、壬氏と猫猫の関係性の変化。

最初は完全に「うさんくさい男」扱いしていた猫猫が、徐々に壬氏の人柄に触れ、ほんの少しずつ警戒を解いていく。

その距離感がじわじわと縮まる様子は、派手さはないけれど、非常に心地よく、展開が気になって仕方ありません。

まとめ:「薬屋のひとりごと」を読んでみよう!

「薬屋のひとりごと」は、「ただの宮廷ミステリー」ではありません。

しなやかに、強かに生きる猫猫の姿は、現代を生きる私たちにも何かを教えてくれるようです。

華やかな表の世界に隠された“裏”を、あなたもぜひ覗いてみてください。

以上、アニメ・マンガ好きのkawazuでした!