こんにちは、kawazuです。
今回、私が紹介する作品はこちら!

『とある科学の心理掌握』です!
『とある科学の心理掌握』は、学園都市に七人しかいない“レベル5”の中でも第五位に位置する少女、食蜂操祈(しょくほうみさき)を主人公に描いた作品です。
精神系最強の力「心理掌握(メンタルアウト)」を持つ彼女は、常盤台中学の女王として知られています。
私は最初、食蜂を「とある魔術の禁書目録」や「とある科学の超電磁砲」で出てくる脇役のひとりくらいにしか思っていませんでした。
けれど新約 とある魔術の禁書目録(11)を読み、彼女の過去を知ったとき、食蜂という少女が一気に心の中で大きくなったのです。
そしてコミカライズ版を読んで、さらに魅了されました。
原作の小説だけでは伝えきれない食蜂操祈の食蜂操祈の優しさや人間らしさをコミックスでも味わってほしい!
小説で語られた彼女の過去を踏まえたうえで、今回は、その魅力をより身近に感じられるコミック版を紹介します。
食蜂操祈はどんな女の子?
常盤台中学の最大派閥をまとめる女王――食蜂操祈(しょくほうみさき)。
一見すると完璧で近寄りがたい存在に見える彼女ですが、食蜂の本当の姿はそのイメージとは少し違います。
外から見ればわがままそうで、派閥を支配しているようにも見える彼女。
ここでは、そんな食蜂操祈を「派閥に入っていない生徒から見た印象」と、「実際に彼女のそばにいる仲間たちが知る本当の姿」、その2つの視点から紹介していきます。
派閥に入っていない生徒の印象
常盤台中学の最大派閥の女王として君臨している食蜂操祈は、一見すると“洗脳して自分の派閥を広げている”という印象を持たれがちです。
派閥に入っていない生徒からは、わがままで傲慢、プライドが高い女の子だと思われることもあります。
しかし、それは外側から見たほんの一面にすぎません。
仲間が知る本当の優しさ
実際に彼女の派閥に所属している生徒たちは、食蜂の本当の人柄をよく知っています。
彼女は、自分の内側に入った人間に対してはとても甘く、ときには自分の考えを曲げてでも、仲間の願いを叶えようとする優しい女の子なのです。
また、自分ひとりでは力が足りないことを理解しているため、信頼している仲間の力を素直に借りることもできます。
敵であっても、もしその相手が「変わろう」とするなら、ためらわずに手を差し伸べる懐の深さを持っています。
そして何より、彼女は仲間を決して捨て駒にしない。
派閥の長として、女王として、メンバーを「生かすため」「守るため」に最善の一手を考えるのです。
派閥全員の名前を覚えているのも、その一人ひとりを大切に思っている証拠といえるでしょう。
こうした姿勢に触れるうちに、派閥のメンバーたちは次第に彼女を深く信頼するようになり、
食蜂操祈に対する忠誠心はとても高いものとなっています。

コミックスを読んで、思わず女王⋯!と言ってしまいました(笑)
完璧に見えてポンコツ!?食蜂操祈のギャップ
そしてそんな完璧そうな彼女にも、実はちょっとした弱点がります。
実は運動がとても苦手で、体力が全くありません。
なので体育の授業はいつも欠席しています。
階段の昇り降りでも息切れしてしまうほどです。

完璧そうに見えて、実は運動が苦手で体育はポンコツって……かわいすぎません!?
食蜂操祈の運命を変えた出会い!?
そんな彼女を形づくっているのは、一体なんなのでしょうか。
それは――かつて出会った、上条当麻(かみじょうとうま)との出来事です。
新約 とある魔術の禁書目録(11)では、食蜂操祈と上条当麻の過去が丁寧に描かれています。
その物語を読むと、今の彼女の“心の強さ”や“優しさ”がどこから生まれたのかが、少しずつ見えてきます。
上条との出会いは、彼女にとって運命を変えるほどの出来事でした。
彼女はその出会いを通して、人の心に触れることの温かさを知り、今の食蜂操祈を作り上げた“原点”といえるのかもしれません。

私もこのエピソードを読んだとき、レベル5と呼ばれるほどの強大な力を持つ彼女が、実はどこにでもいる普通の女の子のように感じられました。
まとめ:精神系最強の能力を持ちながら、誰より優しい女の子
『とある科学の心理掌握』は、ただのスピンオフ作品ではありません。
精神を操るという強大な力を持ちながらも、支配より信頼を選ぶ少女・食蜂操祈(しょくほうみさき)の心の物語です。
- 精神系最強の能力を持ちながらも、力より「信頼」で人とつながる主人公。
- 仲間のためなら自分の考えを曲げることもある、情に厚いリーダー。
- 敵であっても手を差し伸べる懐の深さ。
- 実は運動が苦手で体力がなく、完璧じゃない可愛さが垣間見える。
- 上条当麻との出会いをきっかけに変わっていく彼女の過去が、心に残る感動の物語。
彼女は孤独を知り、仲間を大切にし、時に無理をしてでも誰かを守ろうとします。
そんな姿に触れると、「強さ」とは力のことではなく、人の痛みを理解し寄り添える優しさなのだと気づかされます。
また、上条当麻との出会いによって彼女が変わっていく過去を知ると、レベル5の能力者という肩書きの裏にある普通の女の子としての一面が、より鮮やかに見えてきます。
最強でありながら、誰よりも人を想い、信じる力を持つ食蜂操祈。
彼女の物語は、読む人の心にも“信頼のあたたかさ”を残してくれます。

kawazuは友達になりたいと思いました!
小説では食蜂操祈の過去が描かれ、コミックスではその人間味がより深く掘り下げられています。
原作の想いを受け継いだこのコミカライズ版は、彼女の魅力を一番近くで感じられる一冊です。
以上、アニメ・マンガ好きのkawazuでした。

